ケージ、トイレ、キッチンゲートなどの他にも、フレンチブルドッグのお迎え前に必要となる準備があります。
それは「家の環境」。デリケートな子犬のフレンチブルドッグが安心して過ごせるように、インテリアをしっかり整えましょう。
■フローリングは犬の関節に悪影響
近年、フローリングによる室内犬の関節炎が増加しています。
関節や骨の弱いフレンチブルドッグにとっては、つるつる滑るフローリングは負担となります。
フレンチブルドッグを放す可能性のある場所には、必ずカーペットを使用しましょう。
子犬のうちはトイレに失敗してしまうこともあるので、部分的に外して洗えるタイルマット式が便利ですね!
■コード・コンセントむき出しは厳禁
子犬はいろいろなものに興味津々。中でもブルドッグ類は噛む力が強いので、コードやコンセントをかじってしまいます。
事故や誤飲を防ぐためには、コードを家具の裏やカーペットの下に隠し、コンセントカバーを取り付けるのが有効です。
■高いソファーやベッドには乗せないで!
関節がデリケートなフレンチブルドッグは、ソファーやベッドなどから飛び降りるときに怪我をすることがあります。
一緒にソファーやベッドでくつろぎたい場合は、ロータイプにする・犬用の階段を取り付けるなどの対策を取りましょうね。
■観葉植物は命の危険につながる
観葉植物の葉や茎に含まれる成分や、土に混ざった微量な化学成分などは、犬にとって猛毒となることもあります。
室内犬が観葉植物の誤飲事故で亡くなる事故はとても多いので、家の中には観葉植物を置かないようにするか、手の届かない場所に置くようにしましょう。
その他にも、食べ残しのゴミやタバコの吸殻、床やローテーブルに置いたちょっとした日用品など、さまざまなものが子犬にとっては危険な物になります。
ケージから出すときは充分に注意して目を離さず、フレンチブルドッグの身を守ってあげましょうね。