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フレンチブルドッグの寿命はどれくらい?平均何歳まで生きられるの?長生きのために必要なこととは

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フレンチブルドッグの寿命はどれくらい?平均何歳まで生きられるの?長生きのために必要なこととは|お役立ち記事 飼い方 雑学

フレンチブルドッグは全犬種の中でも短命な方と言われています。中にはペットショップから長生きしにくい旨を事前説明された人もいるほど。お迎え前に不安を感じている方も多いでしょう。

実際のところ、フレンチブルドッグの平均寿命はどれくらいなのでしょうか?

■中型犬であるフレンチブルドッグの平均寿命は10歳前後

統計年度にもよりますが、フレンチブルドッグの平均寿命は10歳~11歳と算出されています。中型犬としてはやや低めです。

しかしどの生物でも言えますが、平均値はあくまでも平均なので、必ず10歳まで生きるというわけではありませんし、その逆もしかり。

少しSNSを見れば15歳以上のフレンチブルドッグもたくさん見かけますので、持病のない・少ない個体なら平均以上長生きする可能性は十分にありますよ。

■フレンチブルドッグは体格の個体差が大きいので、寿命もばらける

犬の平均寿命は体格の大きさが左右します。大型犬の方が短命で、小型犬の方が長生きする傾向にありますね。ミニチュアダックスフンドやトイプードルの平均寿命が14歳頃なことを考えると、小型犬ブームの理由も頷けます。

とはいえ、フレンチブルドッグは体格の個体差にかなりの幅があり、体重7kg程度の華奢な骨格の子もいれば、体重15kgにもなる大柄な骨格で筋肉質な子もいます。そのため、平均寿命をひとくくりにしにくい犬種といえますね。やや小柄~普通体型で健康なフレンチブルドッグなら、大きめの小型犬~平均的な中型犬と同じくらいまで生きられるのではないでしょうか。

■長生きの鍵となるのは「健康」の維持

犬も人間も、長生きするには「病気にならない」ことが一番大切。フレンチブルドッグの飼育でも健康を第一に考え、もし身体の調子が悪ければすぐに病院へ行くことが重要です。

フレンチブルドッグはデリケートな犬種ですから、病気になりやすいのは事実。被毛が薄く皮膚が繊細で、鼻の穴が狭く喉が閉塞しやすいので、皮膚系のトラブルと呼吸器系のトラブル(短頭種気道症候群など)を抱えやすくなります。

生まれつきアレルギー体質の子や持病のある子は、それを把握したうえで適切に対処することで長生きしやすくなります。ペットショップよりもブリーダーからお迎えする方が親犬からの遺伝情報を把握しやすいので、持病やアレルギーが気になるならブリーダー経由のお迎えがおすすめです。

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持病がない子でも「ある日突然中耳炎になった」「お散歩中に関節を痛めた」など突然のトラブルは起こりうるので、日々の健康チェックが重要です。ちょっとした不調が大きな病気の前触れかもしれないので、いつもと違う様子が見られたらすぐ診察を受けましょう。

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■犬の平均寿命は、過去のデータより今のデータで考えたい

ペット産業と医療の発展により、犬全体の寿命は飛躍的な上昇傾向にあります。犬の身体にやさしいフードや、関節に負担をかけないハーネスなど、高い技術で作られたものがどんどん出てきていますよね。こうした技術革新により、犬の平均寿命は(犬種により差はありますが)上昇していると言われています。

少し前までは、「フレンチブルドッグは長生きできない」とよく言われたものです。古い考え方の飼育本を見ると、短命で飼いにくいと脅すようなことばかり書いてあります。しかし寿命が低めな傾向はあれど、極端に飼いにくい犬種という時代でもありません。

少しでも長生きできるよう、知識があって信頼できるブリーダーからお迎えする、フードやグッズはなるべくいいものを使う、病院は短頭種に注力している動物病院を選ぶなど、家族としてできるかぎりのことを行いたいところです。

SNSにはご長寿フレンチブルドッグを飼っているオーナーさんのアカウントもありますから、そうした方からライフスタイルを学ぶのもいいかもしれませんね。

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