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フレンチブルドッグは暑さに弱い。夏バテの見分け方・夏バテしにくい体質になる方法は?

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フレンチブルドッグは暑さに弱い。夏バテの見分け方・夏バテしにくい体質になる方法は?|お役立ち記事 病気 飼い方

フレンチブルドッグは非常に暑さに弱い犬種。動物病院には毎年、夏バテや熱中症になってしまうフレンチブルドッグが何匹も来院するそうです。

熱中症は見るからに体調不良となるため、こまめに様子を見ていれば気付きやすいです。しかし夏バテはなかなか症状が目に見えないので、対策が遅れてしまうことも多々あります。

どうすればフレンチブルドッグの夏バテに早くから気付き、きちんと予防できるのでしょう?

■フレンチブルドッグの夏バテを見極める3つのポイント

ポイント1:ごはんを残していないか?

●ごはんを完食できず食べ残しがあった
●ごはんを用意する音に反応しなくなった
●口をつけるのが遅い、食事に時間がかかる
●食欲はないけれど元気がないわけではなさそう

病気の食欲不振は食事量自体が極端に減りやすいのですが、夏バテによる食欲不振の場合「元気はある」「好きなものやおやつなら食べられる」「一応食べはするけど遅い」などの特徴があります。

ポイント2:だるそうにしていないか?

●お散歩に行きたがらない
●家の中でもずっと昼寝ばかりしている
●遊んであげても喜ばない、乗り気ではなさそう

人間の夏バテと同様、犬の夏バテもぐったりとやる気がなくなります。いつもより睡眠量が多くなっていたり、すぐに疲れてしまう様子を見せるようなら、夏バテを疑いましょう。

ポイント3:うんちの調子はおかしくないか?

●お腹がややゆるい(下痢ほどではない)
●便秘気味になっている
●うんちの回数が少なくなった

夏バテは消化器系のはたらきが鈍くなります。ポイント1の食欲不振に加えて、下痢ほどまではいかない軟便や、出るには出るが便秘気味など「ちょっとお腹の様子が微妙そう」なら夏バテの可能性があります。

■フレンチブルドッグの夏バテを予防する方法

犬の夏バテ対策は、スタミナのつくごはんを食べたり室温の管理をしたりといったものが基本。人間の夏バテ対策とさほど変わりません

栄養たっぷりでサプリメント効果のあるごはんは、経済的に続けにくいという方もいますよね。通年は難しくても、夏だけはビタミンやミネラルの豊富に含まれたごはんを用意してあげましょう。

あまり食が進まないようなら、少しでも食べてくれるように好きなおやつを用意するのもOK。おやつにばかり偏らないように気をつけながら与えてください。

また、夏バテや疲れ対策には「リンゴ酢」をご飯やお水に数滴混ぜてあげると効果的です。味覚の好みがあるので様子を見ながら、さりげなく少量を混ぜてみてくださいね。

そしてもっとも重要なのが、適切な室温の管理。

暑さに弱いフレンチブルドッグのためにクーラーをつけっぱなしにしているご家庭が多いかと思いますが、あまりにも冷やしすぎるのもNGです。その日の気温や時間帯に合わせて設定温度を変えましょう。

また、冷房の効いた部屋から突然お散歩に連れ出すと、気温差で夏バテしやすくなります。お散歩は明け方や夕暮れ以降などの涼しい時間帯で。

玄関や廊下、窓をあけた風通しのいい部屋などで少し慣らしてから外に出るといいですよ。

温度が高くなってくる5月後半〜6月頃からこれらの対策を行っておけば、フレンチブルドッグの体質でも元気に夏本番を乗り越えられるはず。

日頃の管理で健康な生活を送れるように心がけましょう!

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