
マイペースでちょっととぼけたフレンチブルドッグの仕草、毎日見ているだけで癒やされますよね。
ですが、一見なんの変哲もないかわいい仕草に見えるアレが、実はストレスや体調不良のサインかもしれません。
この記事では主要な3つの「ストレスサイン」のほか、非常に強いストレスを受けた場合にみられるサインをご紹介します。
■眠くないのにあくびをするのは、何かストレスを感知している?
散歩中など眠くなりやすいタイミングでもないのに、あくびをしたり目をショボショボ細めている……
一見かわいいあくびの仕草ですが、実は何らかのストレスを感じているサインでもあります。ストレスを感じた時に平常心を保とうとする際の行動なので、思い当たる原因から遠ざけてあげましょう。
単なるあくびという場合もあり見分けが難しいですが、昼間に何度もあくびしているという場合は注意してあげてください。
■足を舐める回数が多いのは、日常的にストレスがあるかも
前足をぺろりと舐めるのは、犬らしくてかわいい普通の仕草。しかし、執拗にちゅぱちゅぱと舐めているなら要注意。
舐め過ぎで皮膚や足まわりの毛が荒れている場合などは、日常的にかなりのストレスがたまっていると思われます。
足舐めはストレスの現れで、犬にとっては自傷行為に近い行動です。なかなか足舐めが治らないようなら、根本的な原因を探って改善してあげる必要があります。
■全身をブルブルさせるのは、緊張と戦ったストレスの表明
緊張してストレスを感じたとき、お風呂の後のように全身をブルブルと震わせる子がいます。病院や初めてのお店から出たあとや、苦手な首輪やウェアを外したあとなどのブルブルはストレスサイン!
なるべく緊張の原因となるモノに近付けない生活を心がけ、病院などやむを得ない場合はたくさん褒めてあげるなど、ストレス解消に努めましょう。
また精神的ストレスだけではなく、皮膚がかゆいなどの身体ストレスから体を震わせていることもあります。ブルブルだけではなく後ろ足で体をよく掻いている場合は、かかりつけ医に相談してみましょう。
■「うずくまる」「逃げて隠れる」「攻撃する」は強いストレスサイン
固まってその場にうずくまってしまったり、焦ってその場から逃げようとする・オーナーや物陰に隠れるなど、明らかに動揺している場合は非常に強いストレスを感じている可能性があります。歯を出してうなったり攻撃的になっているのも重要なストレスサインです。
言葉を持たない犬がオーナーに意思表示するためには、「うずくまる」「逃げて隠れる」「攻撃する」の選択肢しかありません。
これらのサインを放置していると、オーナーとの信頼関係にも影響します。原因を突き止めてストレスから救い、少しでも安心できる環境でリラックスさせてあげましょう。